【ITパスポート試験】1ヶ月スパルタほぼ過去問だけで合格した勉強法!

サムネイル画像どうもlhaplusです。

最近ITパスポートを取得したので、せっかくですから、自分が実践した勉強法を備忘録として残して置こうと思います。

実際ITパスポートを受けようと思ったきっかけは単純でして、大学の授業が3単位分免除になるからといった、なんとも軽い理由です(笑)。

あと、毎年の合格率を見てみると、5割以上受かってるということもあって、少し勉強すればイケイケな感じがしたからですね(笑)。

まあ、実際1ヶ月という短期間で無事に受かっているので、みなさんも普通にいけますよ!
※まだ、合格証明書が届いてないので、試験結果レポートだけ載せておきます。

iパスの試験結果レポート

ということで、これから書くのは結構ありきたりな勉強法になるかもですが、「こんなんでいいんだー。」という感じに、安心してiパス取れると思うので、ぜひ参考にしてみてください。

 

一応ITパスポートについて説明します。

ITパスポート(以降Ìパス)は、基本的なITのスキルを証明するものであり、経済産業省が行っている国家試験となっています。テクノロジー・ストラテジー・マネジメントの3分野から出題されます。

合格基準は、すべての分野で3割以上かつ全体で6割以上取れていれば合格となります。

昨今情報社会が進み、IT企業も多くなってきました。そこでITの登竜門であるÌパスを取得することで、就活にも有利になることができます。

しかし、Ìパスは毎年合格率5割以上と結構高めであり、そこまで難しい試験ではありません。なので、バリバリのエンジニアになりたいという方は、Ìパスの更に上を目指したほうが良いですね。

レベル1:ITパスポート (合格率5割以上)
レベル2:基本情報技術者 (合格率3割未満)
レベル3:応用情報技術者 (合格率約2割)
レベル4:高度情報技術者 (分野がいろいろあるので省略)

こんな漢字でレベル4までありますが、正直レベル3まで取れれば、かなり高レベルな人材になれると思います。

ITパスポートをほぼ過去問だけで合格した方法

結論を先に言ってしまうと、iパスはITに関して少し知識を持っている方なら、間違いなく合格できます。ITの知識がない全くの初心者でも、ここで紹介する参考書1冊と過去

問で間違いなく合格できます。

ここで「間違いなく合格できます」とは言っても合格に向けて最低限の勉強をしなければ、合格はできません。そこのところ勘違いしないでくださいね。

まず、私がどんな勉強をしていたかと言うと・・・

まず、私がiパス試験を受ける覚悟をしたのが、2019年5月半ばでして、記事の冒頭にも書きましたが、試験を決意した理由は3単位分の授業と試験が免除になり、更に3単位すべてA+がもらえることを知ったからです(笑)。

でまあ、せっせと約1ヶ月後の6月半ばにあるいパス試験に申し込みを済ませまして、めんどくさい気持ちを抑えながら合格するための勉強をはじめました。

ここで、1つアドバイスですが、iパス取ると決めたらその日に申し込みを済ませたほうがよいです。あとあとまでだらだら引きずると、どんどん先延ばしになってしまいます。自分もかなりだらけた性格なので・・・。

私が勉強に使ったのは2つだけ。

  1. 書籍:「かんたん合格 ITパスポート教科書 2019年度」
  2. 過去問:ITパスポート試験ドットコム(高機能な過去問学習サイト)

これだけで十分です。書籍「かんたん合格 ITパスポート教科書 2019年度」は、初心者にも分かりやすく図解がとても整っていて、なおかつ平易な文章で書かれているので、すっと頭に入ってきます。

私はこの本を一回しっくり読んで、全体像を掴みました。じっくり読むのは1回か2回で十分なので、後は過去問を解くときの辞書ツールとして使います。

それと、この本にはPDFデータも付属しているので、タブレットに入れて持ち歩くなど、電子書籍的な使い方もできます。更にもう一つ、PDFにはテキストデータも統合されているので、もしわからない単語があっても、文字の検索ができるので探すのが一瞬です。

そして、あとは過去問学習サイト「ITパスポート試験ドットコム」でひたすら過去問を解きまくるだけです。他にもいくつか過去問が溶けるサイトはありますが、ここが一番使いやすくて高機能でした。

ITパスポート試験ドットコムの特徴

ITパスポートドットコムのトップページ

  1. 平成21年度から最新の過去問が揃っている。
  2. 「過去問道場」では、まとめて過去問を解くことができるだけでなく、苦手分野に絞ったり、問題の種類で絞り込んだり、間違えた問題を再度出題できたりと、様々な機能が実装されている。また、詳細な成績も確認できる。
  3. 「用語クイズ」では、iパスでデてくる用語の学習ができる。頻出の用語だけを絞り込んで学習することもできる。
  4. オリジナルの予想問題が用意されている。難易度は少し高めに設定されているが、良い予行練習になる。
  5. iパスのシラバス範囲の用語集が用意されている。(シラバス4.0対応)

過去問は過去4年分を正答率100%になるまで、ひたすら解きました。4年以上前のものをやっても、シラバス4.0になったということもあり、最近の出題傾向に合わせるほうが良いと思ったからです。

問題を解いていく中で、間違えた問題に限らず、全ての問題で解説に目を通し、どこがどうだから間違っている、といったことを解説文とともに頭に叩き込みます。iパスも過去問から何割か流用されますが、大半は新しい問題や支店を変えた問題が出題されるので、ここの単語や事柄について、深く理解することが重要になってきます。

解いた問題数としては、だいたい1000問ぐらいかなと思います。毎日2~3時間ぐらい時間をとって勉強しました。

とまあ、やったこととしてはこれぐらいですね。iパスはもう過去問の物量でどうにかなります。

IT初心者は前述の2ステップで学習

  1. 書籍:「かんたん合格 ITパスポート教科書 2019年度」を1~2回読み込む。

上記入門書を1~2回深く読み込んで、全体的なITのイメージと概要的な知識をつけます。ぶっちゃけ、覚えの早い方であれば1回読むだけで良いと思います。入門書を何回も読んで完璧にしようなんてしても時間が無駄ですし、効率が悪いです。圧倒的に過去問をやって問題の対応力をつけましょう。

  1. 過去問:ITパスポート試験ドットコム(高機能な過去問学習サイト)

あとはひたすら過去問4年分ほどやりまくる。その差異間違えた問題にかかわらず、解説をすべて読み、わからない単語があれば適宜上記書籍で再確認。書籍に載っていなければ、ネットでググるというふうにします。とにかく分からないもしくは理解できていないものを、そのままにしないことが重要です。

ただ闇雲に過去問をやるというのではなく、しっかり理解した上で回答することで、本番にも応用が効くようになります。

多少IT知識を持っているまたはITが得意であるという方

基本的には、

  1. 過去問:ITパスポート試験ドットコム(高機能な過去問学習サイト)でひたすら解く。

でいいと思いますが、油断は禁物です。テクノロジー・ストラテジー・マネジメントの3分野で3割以上できて合格なので、どれか一つだけまたは2つだけ得意だから大丈夫という方がときどきいるようです。どうしても苦手な部分は、捨てても良いですが捨てすぎると、その分野で点が取りづらくなりますので、できるだけ苦手分野にフォーカスした学習をするようにしましょう。

ITパスポート試験はとても簡単です!

しっかりと上記の手順を踏んでいただければ、合格は確実なものになるかと思います。私が一発目合格しましたから。特に特別なことはしてないですよね。最初は入門書籍で基本的な知識をつけ、あとは過去問をひたすら解いていくというスタンスになります。

逆にこれすらもできなければ、どんな試験を受けるにしても上手くはいかないと思います。

ここで少し、2019年6月に受けたiパス試験の出題傾向について書きたいと思います。具体的には伏せますが、シラバス4.0になってから、ブロックチェーンやAI系の問題が増えました。かなり最近のテクノロジーに触れた問題が多かったので、ある程度は情報収集をしたほうが良いです。最近のものだと過去問では対応できませんので。

ただITパスポートの勉強する上で、これだけは言っておきたい。

ここまで書いてきたのは、ITパスポートに合格するための戦略的な勉強でしたが、より深く知識を身に着け、エンジニアになりたいという方であれば、より本格的な学習をおすすめします。記事冒頭で、iパスはITの登竜門と言いましたが、実際iパスを取っただけでは現状就活にそれほど有利とは言えなくなってきているようです。

私も2年後には今の所就活を考えていますが、昨今フリーランスやプログラマーのニーズが高まっているので、より競争率も増してくると思います。

なので、より高レベルな視覚を頑張って取って差別化を図るべきですね。

基本情報技術者・応用情報技術者までは取得したいところです。流石にITパスポートと比べたら難易度は数段上がって、プログラミングやネットワークに直結する問題も出てくるので、本気の勉強が必要です。

それでは今回は以上となります。iパスの合格証明書は届き次第、アップします。

合格証明書届きました。

ITパスポート合格証書

みんなのコメント
  1. 資格マニア より:

    簡単といいつつ、ギリギリ合格なんですね。

    「簡単、簡単」と自分が合格した資格を悪く宣伝していいんですかね?

    他の職業の人たちは、無試験でもらった資格や民間の簡単な検定まで「難しい難しい」と言って過大評価させようとすることが多いのにですよ。

    ITや不動産系の人材に多いのは男性ですが、男性は難しい資格を簡単だという傾向が強く女性は簡単な資格を難しいと言う傾向が強いのです。

    男性は見栄をはり女性は自分を守ってもらいたいと言う衝動にかられやすいからというのもあります。

    原価3倍の法則というのがあります。
    単純に3倍よく見せて営業をかければ確実に元をとれるという仕組みですね。

    だから、会計や販売に関する人は必死に自分たちの持ってる資格を他の業界の難関資格と同等であるかのように噂を流し、ライバルの持ってる資格は、1/3も認めさせないように悪口を吹聴するのです。

    もともと、初級シスアドも目をつけられた資格でした。
    実際には情報処理にもある公的検定(J検)の2級の選択問題EUCからステップアップする資格でしたが、大勢いる多数派の経理や簿記検定保持者が、自分たちより格下だったことにするために、初級シスアドを「初級」とつくから簿記3級と同等にしろと行政に訴えたのです。しかしこの要求は本当にまかり通りました。
    なぜならば、経理が圧倒的多数だったためあたかもコンセンサスが通っている(世間の広い要望である)かのように錯覚させられてしまったからです。このとき、少数派の情報系人材がいくら反対してもだめでした。
    かくして、本当に3級程度の難易度だったことにされ政策が可決しましたが、政策を決める側はコンピュータの素人だらけですから、実際の難易度は2級より難しいくらいだったことにあとから気付き
    その帳尻合わせの為にITパスポートと名前を変えて、1/20も勉強しないで取れる3級程度の資格に作り直したのです。

    結論としては、1か月で簡単に取れるなんて書かない方がいいですよ。自分の資格は自分で宣伝してください。

    そうでないと本当に少ない資格手当しか出さない企業ばかりになってしまいますよ。

    • ザキヤマ より:

      そうなんですね。
      確かに「簡単」という記述には語弊があるかもしれませんが、
      ・自分の周囲にもiパスを簡単に取れたという声が多くあった。
      ・世間でもitの登竜門的な試験であるという認識が強い。
      ・つかみは「簡単」とすれば、自分も受けてみようかなと思う方が増える。
      こんな認識があって、このような内容の記事にしました。

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